ユニットケア推進委員会
ほの里 南林間では、従来型特養、ユニット型特養の両方があります。どちらに関しても、ご利用者個人にあわせた個別ケアを展開していくためにどうしたら良いかを日々、試行錯誤を繰り返しています。
日本にはユニット型の介護施設(特養、老健など)が数多くあります。しかしそんなユニット型の施設のうちどれだけの施設が、すばらしい個別ケアが実践できているのでしょうか?
「ユニット型施設であるから個別ケアができる」というほど、個別ケアは簡単なことではありません。個別ケアを実践するためには、そのご利用者のことを、職員が熟知し、必要な部分をケアしていくことが重要です。
そのためにはしっかりとご利用者のアセスメントをとらなければなりません。そのアセスメントのツールとして、ほの里南林間はご利用者の生活リズム、意向、サポートが必要なことなどが網羅された『24時間シート』を活用しています。
このユニットケア推進委員会は、その理想のユニットケアの実現のため、一歩一歩前進していくためのプロジェクトチームです。「ああでもない」「こうでもない」と試行錯誤、トライアンドエラーの連続ですが、この個別ケアの実践こそが、ほの里南林間が全力で力を入れている点であります。
眠りスキャン委員会
2020年4月より活動しています。。当施設ではショートステイもふくめた120床すべてに、パラマウントベッドさんの高性能ベッドと眠りスキャンシステムを採用しています。ご利用者の安眠をさまたげることなく状況を確認したり、夜間の排泄ケアを行っています。
そしてご利用者にあわせた起床、就寝は、個別ケアと大きくかかわっています。そのため、眠りスキャン委員会ではユニットケア推進委員会と密接に連携をとりながら活動していきます。
パラマウントベッドさん 眠りスキャン紹介ページ
施設活動委員会
施設の行事や、日常の楽しみ、レクリエーションについて検討、実施していきます。
教育委員会
職員の年間の研修計画や、新人教育の手順などを検討します。ほの里南林間では、介護職経験があるなしにかかわらず、どのような方が入職されても対応できるよう、5ステップ別の教育システムを取り入れています。1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月と決まった時期にリーダー職との面接の機会もあります。
感染対策委員会
インフルエンザやノロウィルス、新型コロナウィルス 等の感染対策について検討します。
褥瘡予防対策委員会
褥瘡の予防対策について、ご利用者個々の生活スタイルを見極めながら、それぞれにあった対処を検討します。褥瘡の予防は体位交換、徐圧だけではなく、幅広い対応策を、勉強会をまじえながら日々、職員は学習しています。
事故防止対策委員会
介護事故やヒヤリハットについて毎月検討します。重大アクシデントや重大インシデントについて、各部署からの事例を持ち寄り、事故防止に活かします。
身体拘束防止委員会
身体拘束について検討し、施設内で規程の研修も行います。
看取り対策委員会
施設でのターミナルケアについて。職員の心のケアもふくめ検討します。
防災対策委員会
年間での避難訓練や防災対策について検討します。
排泄委員会
排泄についての勉強会を定期的に開催し、職員の知識・技術アップを目指します。ご利用者にあわせた適切な排泄ケア、それに伴いオムツのコスト削減についても常に見直しを行っています。ユニットケアにおいては、ご利用者その人の時間にあわせた排泄ケアがもとめられます。そのためには、適切なアセスメントを行うことが重要です。